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9 明治時代、和名のバラが沢山あった不思議

 明治維新後、直ぐにフランスから沢山のバラが日本に入って来ました。
 フランス語の品種名は発音が難しい事も有り、これらは和名に変換されました。

 明治8年には、最初のバラの番付け表が作られ、人々がバラを楽しんでいた事がわかります。

 


   和名         本来の品種名

  日光         グルス・アン・テブリッツ
                 ※宮沢賢治が栽培していた
  世界圖        スヴニール・ドゥ・ラ・マルメゾン
  天地開        ラ・フランス
  金太陽        ソレイユ・ドール
  櫻鏡         デュセス・ドゥ・ブラバン
  金華山        レディ・ヒリンドン
  西王母        サフラノ
  白黄         ニフェドス
  薄化粧        オフィーリア
  紅葉山        フィリス・バイド

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