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5 バラの花弁数が多くなる不思議
なぜ、バラでは花びらの沢山ある品種が出来るのでしょうか?
雄しべが花びらに変化しやすい性質があるからです。
ユリやキキョウのように雄しべが少ないものは八重にはなりにくいのです。
バラをはじめ、ツバキ、山吹など雄しべが多いものは八重咲きができやすいのです。
太田道灌が、雨が降って来て蓑・笠を借りたいと家の者に尋ねた所、
八重山吹の花を差し出され、その時は不審に思ったが、
「七重八重花は咲けどもやまぶきの実の一つだになきぞ哀しき」
の歌を思い出し、己の無学をを恥じたとの故事は有名です。
バラには雄しべが沢山あるので、八重咲きになり易い性質があります。
オールドローズでは花びらが80枚もある品種もあります。
雄しべが全部花びらになると実ができなくなり、
こうしたものはオールドローズにはいくつもあります。
現代バラでは花びらは35枚前後のものが多く、
開いてみると雄しべ雌しべが健在で交配することが可能です。
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