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5-3-9  セシル・ブルンネ

(Mademoiselle Cécil Brünner)

1880年、フランスのドウシェ(Yve Ducher)作出によるこのバラは、小輪の八重咲きで房になり、花色は黄色の地に明るい桃色がかかります。

ティー・ローズのような素晴らしい香りがする為、淑女は家では宝石を付けず、胸にこの花をつけたと言われています。

おしべには花粉ができず、実もなりません。

花名はスイスの園芸家ウィルリヒ・ブルンネの娘の名前です。

イギリスではスィートハート・ローズ(Sweetheart Rose)、フランスではミニヨン(Mignon)の名で売られ、一時は欧米を風靡したほど有名なバラです。

(以上、本校「バラ園の案内」より引用)

セシル・ブルンネ.png
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