top of page

5-3-8 ミスター・リンカーン(Mr.Lincoln )

1964年、アメリカのスミス&ウィークス(Smith & Weeks)によって作出され、交配親はクライスラー・インペリアル(Chrysler Imperial)×シャルル・マルラン(Charles Mallerin)で、前年にフランスでA.メイアンによって作出されたパパ・メイアンの交配親と全く同じです。


二つを比べてみますと半丸弁高芯の花の形も、色も黒バラで、香りもほとんど同じように見えますが、微妙に違いがあります。


花色はMr.リンカーンの明るい赤に対して、パパ・メイアンは深い赤で、花弁が開くにつれてパパ・メイアンの縁の方の黒くなり度合が強くなっていきます。


また香りはダマスクの香りで共にトップにフルーティーな香りがありますが、Mr.リンカーンの方はグリーン・アップルのような爽やかな香りで、パパ・メイアンの方は甘さのあるミックスフルーツのような香りです。(4章②参照)

ミスター・リンカーン.png
!
Widget Didn’t Load
Check your internet and refresh this page.
If that doesn’t work, contact us.
bottom of page