top of page
5-3-6 デンティー・ベス(Dainty Bess)
スパイシーな香りの代表的な品種で、1925年、イギリスのアーチャー(Archer)によって作出され、交配の種子親がオフェリア(Ophelia)で、花粉親がキッチナー・オブ・カーツーム(Kitchener of Khartoum)です。(4章⑥参照)
オフェリアにはスパイシーな香りはありませんので、キッチナー・オブ・カーツーム(カーツームのキッチナー卿)を調べてみました。
花形は10数枚の花弁で、花芯がデンティー・ベスのようになっていて、スカーレットの赤いバラですが、具体的な香りの記述は見つかりませんでした。
バラには関係がありませんがキッチナー・オブ・カーツームの意味が解りましたので、付け加えさせていただきます。
1883年、スーダンのカーツーム(Khartoum、別名ハルツーム)で勃発した植民地戦争(回教徒反乱軍と大英帝国軍の戦い、後にチャールトン・ヘストン主演で映画化)で、大英帝国軍は苦戦し、カーツームを包囲され、多くの犠牲者を出したものの、最終的に成功裏に終焉させた立役者がキッチナー元帥で、その後、第一次世界大戦の初期まで軍の中枢で活躍した軍人だそうです。
Widget Didn’t Load
Check your internet and refresh this page.
If that doesn’t work, contact us.
bottom of page