日本原種のバラで名札に、Rosa luciae、別名 Rosa wichuraiana
とあります。
海岸や明るい山の斜面、草原地などに自生します。葉が照り輝くので、この名前があります。ただし太平洋側では岩手県より北、日本海側では鳥取県より北にはありません。
地面を良くはってつるのように伸びます。6月下旬に花が咲きます。シンプルなフローラルの香りがあります。
このバラは19世紀末にアメリカやフランスに導入され、改良されて観賞用のつるバラの基礎を作りました。
(香りの記述と画像以外、本校「バラ園の案内」より引用)