中国の四川省、雲南省の原産です。
野生種は一重咲きですが、これは八重咲きなので栽培種です。
四季咲き性があるので、ガリカ系のバラと交雑を繰り返され、現代の四季咲き大輪系が確立されました。
ですから現代バラの大切な基本種といえます。
和名はコウシンバラといいますが、庚申(こうしん)は「かのえさる」の意味で、60日に一度めぐってくることから、たびたび花が咲くことを指しています。
香りは、シロモッコウバラにも共通する清潔感のあるフレッシュな香りがトップにあるフローラルな香りがします。