日本の原種で日本中の至る所で見られます。
花は白色で、2.5~3センチの大きさです。
多数の花をつけ、香りはトップに爽やかさのあるフローラルで、ムスク香を感じる時があります。
秋には赤い実を沢山つけます。
房咲きの性質が強く、病気、寒さ、暑さ、乾燥、湿気にも強いので、バラ改良の基本種となって、現在のポリアンサ系、フロリバンダ系の親にもなっています。
このような園芸原種であると同時に、日本では栽培品種の接ぎ木用台木としても利用されます。
また、乾燥させた果実は下剤、利尿剤としても用いられます。
(香りの記述と画像以外、本校「バラ園の案内」より引用)