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コガネムシ類

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花弁を食害中のマメコガネの成虫

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コガネムシの幼虫

■症状と原因

バラに被害をもたらすコガネムシは多種類いますが、中でも光沢ある緑色で、褐色の羽をもつマメコガネは身近でよく見られるコガネムシです。

甲虫の仲間で、成虫は葉や花をぼろぼろになるまで食害します。

特に黄色や白系の花がねらわれやすく、一つの花に多くの成虫が集まって団子状になっているようすが見受けられます。

年1回発生し、成虫が土の中に産卵し、孵化した幼虫はシーズン中は植物の根を食べて成長し、そのまま土の中で越冬します。

翌春に蛹を経て羽化する成虫が再び地上にあらわれて、葉や花を食害します。

■対処・予防方法

・日ごろから葉や花が食べられていないかよく確認し、成虫を見つけたら捕殺します。
 なお、成虫の活動は昼間より早朝の方が鈍いので、捕殺はなるべく早朝に行います。


・成虫の発生初期に殺虫剤を植物全体にむらなく散布します。
 手軽なスプレー剤ではベニカXファインスプレーを、噴霧器を使う場合は、ベニカR乳剤を水で薄めて散布します。
 幼虫には、ベニカ水溶剤を水で薄めてジョウロで株元の土にまきます。7月の梅雨明け後から9月まで月1回行うと効果的です。

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■ベニカXファインスプレー

 

速効性と持続性を兼ね備えた殺虫殺菌剤。
殺虫成分、殺菌成分は葉に浸透し、バラゾウムシには約3週間効果が続く。
葉の表面に散布することで、葉裏についた病原菌の侵入を防ぐ作用もある。
ハバチ、アブラムシ、ハダニ、ケムシ、カイガラムシ、うどんこ病、黒星病、灰色かび病まで幅広く防除できる。

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■ベニカ水溶剤

土の中のコガネムシ幼虫を効果的に退治できる殺虫剤。
水で2000倍に薄めて、1L/㎡をジョウロで株元の土にまく。
通常の噴霧器で散布すれば、持続性のある有効成分でアブラムシ、アザミウマを効果的に防除できる。

禁無断転載・複写

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