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アブラムシ

■症状と原因
アブラムシはバラをはじめ、草花、庭木、野菜、果樹など広範囲の植物に寄生して汁を吸い生育を阻害します。
バラでは新芽や蕾に寄生することが多く、春から初夏の温暖な時期には、群生して無数の虫で覆われることもあります。
寄生部位の汁を吸って成長を妨げるだけでなく、モザイク病を媒介したり、排泄物にすす病菌を繁殖させて黒いカビを発生させるなど、見かけは小さいですが厄介な害虫です。
近年地域によっては薬剤抵抗性が発達し、従来の薬品では効きにくい種類のアブラムシもいます。
繁殖が旺盛で、知らず知らずのうちに寄生して増えてしまいます。
■対処・予防方法
・日頃から新芽や蕾を確認し、見つけ次第潰すなどして捕殺します。
・密植を避け、風通しをよくします。
チッ素肥料を一度に施しすぎると発生を促すので注意します。
・発生初期に殺虫剤を散布します。
スプレー剤ではベニカXファインスプレーを植物全体に散布します。
株元にオルトランDX粒剤をまいて、根から有効成分を吸わせて退治する方法もあります。
いずれの薬品も薬剤抵抗性が発達したアブラムシに有効で、殺虫効果は約1カ月持続します。

■オルトランDX粒剤
有効成分は従来のオルトランにクロチアニジンを配合し、
アブラムシ類、バラゾウムシ、ハバチ、コナジラミ類、コガネムシ類幼虫などを退治する。
禁無断転載・複写
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