東京都立園芸高等学校「バラ園協議会」の設立趣旨
本校バラ園は、本校卒業生で世界的なバラ育種家として知られた故鈴木省三氏より、原種バラから現代バラに至るまでの貴重なバラ苗の寄贈を受けて、平成2年4月14日に本校80周年記念事業の一環として、多くの卒業生の方々のご理解とご協力を得て開園されたものす。平成27年4月にはバラ園開設25周年を迎えました。
バラ園はこれまで、本校生徒の貴重な園芸教材として活用され、維持・管理されてきました。一方、地域の方々には5月のバラ園公開日や11月の園芸展をはじめ、平素からバラ園を公開してきております。このことから、本校バラ園は生徒の園芸教材であるばかりではなく、地域の共有財産としてのバラ園としても期待されております。
そこで、生徒たちと一緒に手入れをしていただける人材として、バラ園「緑のボランティア」を平成25年度より養成してきております。バラ園「緑のボランティア」修了生の方々には本校バラ園の「緑のボランティア」として、今後もバラ園の維持・管理にご協力をいただくとともに、学習した草花の知識や技術を活かした地域貢献が期待されます。
こうしたバラ園「緑のボランティア」の方々の誕生に伴い、バラ園開設25周年を機に本校バラ園が益々充実し発展することを期待して、学校、地域、緑のボランティアの方々などから構成される「バラ園協議会」を設立することに致しました。「バラ園協議会」においてはバラ園運営に関する意見・情報の交換や課題解決、計画の立案、実施を進めて参りたいと考えております。貴重なバラ園を通して、本校と地域の方々とのつながりがますます強くなり、本校の教育と本校生徒への理解が深まり、ご支援が得られることを期待致しております。
つきましては、どうか趣旨をご理解いただき、「バラ園協議会」にご協賛くださいますようお願い申し上げる次第です。
東京都立園芸高等学校
統括校長 德田安伸
■「バラ園協議会」の事業内容
①バラ園の管理・運営に関する支援
②バラ園「緑のボランティア」育成事業に関する支援
③バラ園芸の普及に関する講演会・講習会等の事業の支援とHP開設
④その他、バラ園の発展に関することがらの支援
■「バラ園協議会」構成員
本校校長、世田谷区役所、本校PTA代表、東園いちょう会代表
バラ園緑のボランティア代表、バラ園芸専門家(アドバイザー)
副校長、バラ園担当者
■その他
不明な点は、本校副校長またはバラ園担当までお問い合わせください。