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5-4-3 新雪と羽衣
本校のバラ園の入り口のアーチを飾る紅白のバラは白い方が新雪、ピンクが羽衣で
どちらも本校出身の世界的なバラ育種家鈴木省三氏の作品です。
新雪は1969年、羽衣は1970年に作出され、どちらの花にもティーの香りがあります。
新雪の交配親は(ブランシュ・マルラン(Blanche Mallerin)×ネージュ・パルファン(Neige Parfum))×ニュー・ドーン実生(New Dawn Seedling)、羽衣の交配親はアズテク実生(Aztec Seedling)×ニュー・ドーン実生(New Dawn Seedling)で、どちらの花粉親もニュー・ドーン(新しい夜明け)です。
ニュー・ドーンは1930年に作出されていて、1997年に世界バラ会連合(World Federation of Rose Societies)に殿堂入りした名花の一つで、花色は新雪と羽衣のちょうど中間くらいの淡いピンクで、香りはオールドローズのようなバラらしい香りがします。
鈴木氏はそれほど多くのつるバラを作らなかったという話ですが、母校のバラ園の入り口にこの2種のバラを選ばれたのは、何か格別の思い入れがあってのことではないかと想像します。
新雪(左)と羽衣(右)
我が家のニュー・ドーンです。
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