ローズ・ド・メはロサ・ケンティフォリア(Rosa centifolia)の香料採取用品種として作出されました。
正確なことはわかっていませんが16世紀から17世紀頃にダマスク・ローズとアルバ・ローズとの交雑で作出という説があり、香りもダマスク系であることは間違いありません。
ロサ・ダマスケナと香りを比べてみますと、ロサ・ダマスケナを重厚なダマスク香とするのなら、ローズ・ド・メは軽やかな若々しいダマスクの香りといえるかもしれません。
2.バラの天然香料の章でもご紹介していますので、そちらもご参照ください。